アーモンド通の情報館

DCモーターの故障時、まず電源確認を行い、それから配線や制御回路の点検はできていますか。異音や振動に対しては、ブラシやコミュテータの確認と清掃、冷却改善、負荷軽減を考慮していますか。状況に応じた適切な対処法を行いましょう。

DCモーターの故障には異音や振動、まったく動かないなど様々なものがありますが、故障に対する対処法をまとめてみます。
モータが動かない場合、まず電源供給を確認してください。ヒューズやブレーカーが正常であるかどうか確認し、電源が適切に接続されていることを確認します。
電源が確保されてる場合、モータの配線や接続部分が緩んでいないか、断線していないかを確認します。接触不良があれば修理または再接続が必要です。
モーターの配線、接続が確認された場合は、モータを制御する回路が故障している可能性もあるため、制御回路を点検し、修理または交換が必要かどうかを確認します。
次に、異音、振動、などに対する対処法です。電気系統の確認後、機械的な不具合について調べていきます。
ブラシ付きDCモータの場合、ブラシが摩耗していないか確認します。摩耗したブラシは交換が必要です。
ブラシ付きモータのコミュテータが汚れていると正常に動作しないことがあります。その場合清掃が必要です。
モータが過熱している場合、冷却を改善する必要があります。冷却ファンやヒートシンクを点検し、適切な温度で動作しているか確認し必要な場合は、交換します。
モータが高負荷や過酷な条件下で動作している場合、故障の原因となることがあります。負荷を軽減するか、適切なサイズのモータに交換することを検討します。
これらの対処法は、一般的なDCモータの故障に対処法ですが、具体的な状況、機種によって対処法が異なることがあります。

ユニテックのDCモータ